院長あいさつ

原町赤十字病院は昭和27年診療所として開設以来、今年で71年目を迎えます。平成13年に最新鋭の設備を備えた新病院となり、吾妻郡の地域中核病院として、一般診療に加え、がん診療や救急診療、訪問診療、健診など幅広い業務を行っています。さらに感染症指定機関として、また災害拠点病院として重要な役割を担っています。一方で、診療科の縮小、常勤医の減少、看護師不足など様々な問題もあります。そのため住民の皆様の期待に十分こたえることのできない現状も承知しており、大変申し訳なく思っております。解決すべき問題が多々ある中で、今年度は以下の基本方針を職員に提示しました。

  1. 住民によりそう救急医療
  2. 患者、家族の生活を守る在宅診療
  3. 住民の健康を支える健診事業
  4. 働きやすい職場環境
  5. 患者、家族を優先した医療安全・感染対策
  6. 積極的な災害救護活動
  7. 地域社会との共生
  8. 健全な病院経営

上記に挙げた基本方針をできる限り堅持し、吾妻郡で生活する住民の皆様が安心して日々の暮らしを送ることができるよう、そして当院が皆様から信頼されるよう、私たち職員は一層努力する所存です。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

原町赤十字病院 院長 内田 信之