入院医療費の請求方法が包括評価制度(DPC)に変わります

2024/03/22 (金)

当院は、2024年6月より厚生労働省より認可を受け、包括評価制度(以下DPC)対象病院となります。
それに伴い、一般病棟の入院患者様は現行の出来高方式からDPC方式での計算方法で入院医療費の請求となります。
従来の「出来高方式」での入院医療費の計算方法は、診療で行った検査や注射、手術などを積み上げて計算していましたが、「DPC方式」では患者様の傷病名や治療行為に応じて定められた診断群分類ごとの「1日当たりの医療費」での計算となります。入院医療費の計算方式は変わりますが、一部負担金(自己負担金)の支払方法等につきましては基本的に今までと変更はありません。

DPC方式対象の方

2024年6月以降に一般病棟に入院した患者様

診断群分類とは

入院中に主として治療を行った傷病名と治療内容によって決まる区分です。
1入院につき一つの診断群分類を決定します。

病院からのお願い

○服薬中のお薬がある場合
当院または他の病院でのお薬を服薬している方は、入院時に現在服用中の全てのお薬を持参してください。お薬が足りない場合は、主治医と相談して処方してもらえるようお願いします。また、お薬の説明書やお薬手帳を持ってきてください。薬剤指導管理上のためご協力お願い申し上げます。
○入院中の他の診療科の受診について
入院中に今回の入院と関連の無い、他の診療科の受診を希望される場合は、緊急性などが無ければ、退院後の外来での受診をお願いすることがあります。また、入院中に別の病気が発見された場合でも、緊急性を要しない疾患である場合は、一旦退院後に改めて入院していただくことがあります。